家に安心と安全を届けてくれるホームセキュリティ。
ホームセキュリティは、一昔前とは異なり、現在では一般的に普及しております。
お値段も月額3,000円から利用できるサービスが多く、手を出しやすい生活インフラの一部になりつつあります。
生活環境によっては、ホームセキュリティの契約が必要な方や、わざわざホームセキュリティを契約しないでも良い方もいらっしゃいます。
ホームセキュリティを契約して後悔しないように、事前にメリットとデメリットを理解しておきましょう。
こんな方にオススメ
- ホームセキュリティに興味をもっている方
- ホームセキュリティを比較検討している方
- 家のセキュリティに不安を感じている方
ホームセキュリティとは
ホームセキュリティとは、生活の安心と安全を守ってくれるシステムです。
具体的には、防犯機器を使って家の内外を監視して、非常事態にはガードマン(警備員)が駆けつけてくれます。
10年ほど前までホームセキュリティは、豪邸にしか設置しないものという考え方がありましたが、現在では一般家庭に導入されているサービスです。
この背景には、犯罪の巧妙化、訪問の押し売り被害・ストーカー被害などの増加によりホームセキュリティ需要の高まりがあります。
また、共働きによる子供の見守りや、高齢化によるお年寄りの安否確認など、サービス内容は拡充されております。
需要が高まった結果、警備会社同士の価格競争が働いて、一般の方が比較的安くサービスを利用できるようになっているのです。
ホームセキュリティは、人々の生活で水道や電気のように、当たり前に使う生活インフラになりつつあるといえます。
ホームセキュリティ4つのメリット
①犯罪の抑止力
家の各所にセキュリティ対策をされていると、空き巣や不審者の警戒心をあおって犯罪の抑止力となります。
ホームセキュリティを導入することで、防犯ステッカーや防犯ライト、防犯カメラが設置されます。
防犯ステッカーは、ホームセキュリティを導入している方のみしか入手できない上に、防犯ライトや防犯カメラはご自身で設置するのが困難なことがあります。
ホームセキュリティに任せることで、設置から動作確認までワンストップで確実に対応してくれるので心強いです。
働いている間や、旅行で長期不在となる時期には、この抑止力が非常に大きな役割を果たしてくれます。
②被害の最小化
不測の事態や緊急事態が発生すると、ガードマンと呼ばれる訓練を受けた警備員が駆けつけてくれます。
セキュリティシステムが発動したときに、家にいないときは警備員が駆けつけてくれることで被害を未然に防ぐことができます。
また、家にいるときでも警備員が出動してくれることで、ご自身で対処する必要がないため強い味方となります。
③犯人の特定が可能
万が一、被害を受けてしまっても防犯カメラや独自のセキュリティシステムを証拠に、犯人を特定することを可能にしてくれます。
ご自身で防犯カメラを設置することも可能ですが、プロのアドバイスをもとに抜け漏れのないように家の弱点となる各所にセキュリティシステムを導入してくれるため、安心です。
④見守り・安否確認
ホームセキュリティを導入すると、防犯や犯罪対策だけでなく、普段の生活をサポートしてくれます。
共働きで子供を一人にすることが多くて不安な方や、お年寄りを一人で家に残すのが心配な方など、社会の変化とともに新しい悩みが増加傾向にあります。
そんな方のために、ほとんどのホームセキュリティでは、家に子供やお年寄りがいる際の見守りサービスや安否確認サービスが付帯されております。
大切な家族のために働いている時に、大切な家族を守ってくれるのがホームセキュリティです。
ホームセキュリティ4つのデメリット
①月額制の費用
ホームセキュリティは、設置して終了ではなく、常に運用・監視・対処してくれる状況を維持するために、定常的に料金がかかります。
ほとんどのホームセキュリティは月額制を採用しており、およそ月3,000円からの利用料金がかかります。
仮に月額3,000円だった場合、一日に換算すると約100円となります。
これを高いと感じるか安いと感じるかは個人次第ですが、水や電気のように、ホームセキュリティを生活の「当たり前」として使う方は多くいらっしゃいます。
②景観が損なわれる可能性
ホームセキュリティを導入すると防犯ステッカー、防犯カメラ、防犯ライトなどのセキュリティシステムが設置されます。
これは、空き巣や不審者に対する犯罪の抑止力となる一方で、美観を損なうという意見もあります。
最近は、家の外観や内観に溶け込むようなデザインのものも多く用意されているので、心配な方は事前にホームセキュリティ会社に相談しましょう。
③賃貸はオーナーの許可が必要
賃貸物件にお住まいの方は、オーナーの許可が必要になる場合があります。
ホームセキュリティを導入すると防犯カメラなどの設置が必要であり、設置の際に壁にネジを打ち込んだりする必要が生じるためです。
オーナーの許可は口頭ベースで良いとされているホームセキュリティがほとんどですが、後からトラブルにならないように、物件のオーナーもしくは管理会社の方に事前に確認をとるようにしましょう。
④誤作動の可能性
セキュリティシステムを強化しすぎると普段の生活の中で、誤作動してしまう可能性があります。
例えば、窓をあけて覗き込んだり、ペットが部屋の中を荒したりなど、何気ない生活の中でセキュリティシステムの誤作動を招いてしまうリスクは伴います。
誤作動起こると警備員が出動することになるので、周りをお騒がせしてしまうことになります。
セキュリティの強化は大切ですが、ホームセキュリティを導入する際はご自身の生活とのバランスも大切にしましょう。
まとめ
ホームセキュリティのメリットとデメリットをご覧いただいていかがでしたでしょうか?
契約をすることで一日100円~200円ほどのお金はかかるのですが、ホームセキュリティは防犯や緊急時の対処だけでなく、家族の見守りや安否確認までしてくれるため、多くの方が必要としているサービスといえます。
ご自身の生活で、ホームセキュリティが必要か分からない方は、以下のいずれかに当てはまるものがないか確認してみてください。
- 周辺環境が物騒で怖い
- 仕事や旅行で留守が多い
- 共働きで子供を家に残すのが不安
- 高齢者を一人にするのが不安
- ひとり暮らしで落ち着かない
- ストーカー被害が怖い
- 不在時のペットが心配
- 火災対策をしっかりしたい
どれか一つにでも該当する項目があれば、ホームセキュリティを導入する価値があるといえます。
該当するものが複数あっても、焦って契約してはいけません。
まずは、セコムやアルソックなどの大手ホームセキュリティの資料請求をして、ご自身のライフスタイルに合ったものをしっかりと検討しましょう。