ホームセキュリティの導入を考えているけど、ホームセキュリティの電気代が高くついては困るという方は多くいらっしゃいます。
実際に、防犯カメラや人感センサー(センサーライト)、モニターなどに電気代がかかることは事実ですが、ポイントはいくらの費用がかかるのかという点です。
実際に、防犯機器にかかる電気代のランニングコスト(維持費)をご紹介します。
ホームセキュリティとは
ホームセキュリティとは、365日24時間体制で生活の安心と安全を守ってくれるシステムです。
具体的には、防犯機器を使って家の内外を監視して、非常事態にはガードマン(警備員)が駆けつけてくれます。
10年ほど前までホームセキュリティは、豪邸にしか設置しないものという考え方がありましたが、現在では一般家庭に導入されているサービスです。
この背景には、犯罪の巧妙化、訪問の押し売り被害・ストーカー被害などの増加によりホームセキュリティ需要の高まりがあります。
また、共働きによる子供の見守りや、高齢化によるお年寄りの安否確認など、サービス内容は拡充されております。
ホームセキュリティは、月額制で3,000円から利用できるサービスです。
そこで気になるのは、実際にかかる電気代です。
ホームセキュリティの電気代
防犯カメラの電気代
防犯カメラは電力で動作する仕組みになっており、常に犯罪の備えて稼働させるため、電気を切ることは基本的にありません。
そんな防犯カメラですが、電気代はわずかな電力で動作し続けるように設計されており、1台の防犯カメラを1ヶ月間動かし続けるのに必要な料金はたったの10円前後です。
家電で馴染み深い冷蔵庫と比較すると、冷蔵庫は数百ワット必要なのに対して、防犯カメラは1ワット前後のエネルギーで安定稼動するといわれています。
つまり、防犯カメラで発生する電気代は冷蔵庫の数百分の1ということになります。
センサーライトの電気代
センサーライトの電力は機器によっても異なりますが、おおむね1-2ワット程度です。
センサーで感知できるようにする待機電力とセンサーで感知したときに放つ光の電気代を足しても、1台あたり月額でおよそ20円前後といえます。
もちろん、センサーライトが光を放つ頻度によっても料金は異なりますが、家計に与えるダメージは本当に僅かな額といえます。
その他システムの電気代
その他の防犯システムとして、セキュリティパネルやその他センサーがありますが、こちらも防犯カメラとセンサーライトに比べると小額といえます。
そのため、その他システムの消費電力は月で1ワット以下であると想定すると、月10円以下で電気代を抑えることができます。
まとめ
ホームセキュリティにかかる電気代は、お分かりいただけましたでしょうか?
24時間常時稼働させるため高額になると思われがちな電気代ですが、月合計で50円以下の電気代で済ませることができます。
- 防犯カメラ1台:月10円前後
- センサーライト1台:月20円前後
- その他システム:月10円以下
家の大きさによっては、防犯カメラやセンサーライトを複数台設置する家庭もあると思いますが、家計にダメージを与えるような電気代にはならないほど小額であることをお分かりいただけるかと存じます。
この記事をお読みいただいている方は、かなりコスト意識が高い方が多いと思われます。
そんな方は、ホームセキュリティの警備会社を徹底的に比較することで、月額費用などを値下げすることができます。
まずは、大手2社のセコムとアルソックの資料請求をして、お見積り時に値段交渉をしてみましょう。