- ホームセキュリティの導入を考えているけど意外と高い…
- ホームセキュリティを極限まで安くして導入したい
- どれくらい値引きしてもらえるかを知りたい
など…
ホームセキュリティの導入を検討している方にとって、コストを下げたいというお気持ちは強いことかと思います。
ホームセキュリティは、工事費などの初期費用もかかる上に、安くて月々3~5,000円ほどかかります。
一度契約したら継続的に利用することになるホームセキュリティは累積すると大きな金額になるため、契約前に値切り交渉をして値下げするようにしましょう。
そんな方のために、ホームセキュリティの値切り術をご紹介します。
ホームセキュリティに期待すること
ホームセキュリティとは、生活の安心と安全を守ってくれるシステムです。
具体的には、防犯機器を使って家の内外を監視して、非常事態にはガードマン(警備員)が駆けつけてくれます。
- 空き巣などの犯罪抑止
- 侵入者をアラートで排除
- 子供やお年寄りの留守の安全確保
- 万が一の際の警備員の駆けつけによる被害抑制
- 防犯カメラによる証拠の記録
10年ほど前までホームセキュリティは、豪邸にしか設置しないものという考え方がありましたが、現在では一般家庭に導入されているサービスです。
この背景には、犯罪の巧妙化、訪問の押し売り被害・ストーカー被害などの増加によりホームセキュリティ需要の高まりがあります。
また、共働きによる子供の見守りや、高齢化によるお年寄りの安否確認など、サービス内容は拡充されております。
需要が高まった結果、警備会社同士の価格競争が働いて、一般の方が比較的安くサービスを利用できるようになっているのです。
ホームセキュリティの値切り交渉は可能
ホームセキュリティは、契約前に必ずお見積もりをする必要があります。
家の間取りは、世帯によって異なるため、実際に警備会社の営業担当の方が家にきてから、家庭に合ったホームセキュリティのサービス内容と見積額を試算するのです。
そのお見積りが、「お見積り = 値段交渉の場」となります。
ホームセキュリティ会社が試算してくる料金はあくまでも言い値(定価)であり、そこからあらゆる項目で値引きが可能です。
- 月額料金
- 初期費用(工事費・保証金)
- オプション料金の無料化など
値切り交渉をした利用者の口コミ
私自身も、「どれくらいの値引きがされるのか」を実証するために実際に、資料請求・見積もりをして交渉してみました。
実際に試しました!値引き交渉できるホームセキュリティはどれ?
ホームセキュリティを契約する前の見積もりで値引き交渉できることはわかりましたが、極限まで値引きしようと思うとどれくらいできるのか?を試してみました。
私自身、営業マンとして働いている自負もありましたので、気合を入れて値引き交渉を実践!
- 一軒家(戸建て)
- センサー12個
- 機器はレンタルプラン
もちろん、良識のある範囲内での値引き交渉です(笑)
セコムの値引き例
まずは、セコムの値段交渉です。
資料請求をすると担当者から電話があり、自宅に来てくれるとのこと。
自宅にて、1時間30分ほど説明を受けて、自宅に合ったホームセキュリティのプランを組んでもらいました。
その後、値段交渉に…。
その結果、5年間の総額で82,000円も値下げされました!!!
正直、自分でも驚きです。
こちらが、実際に値下げをできた内訳です。
セコム例 | |||
---|---|---|---|
月額料金 | 7,920円 | 7,000円 | - 920円/月 |
工事費 | 58,000円 | 38,000円 | - 20,000円 |
保証金 | 20,000円 | 0円 | - 20,000円 |
5年間の総額 | 553,200円 | 458,000円 | - 95,200円 |
アルソックの値引き例
アルソックも同様に、資料請求・見積もり依頼をして、自宅にて見積もりをしてもらいました。
見積もりに要した所要時間は、約1時間(短い…笑)。
なぜ、短いかといいますと、あまり値下げに応じてもらえなかったためです。
実際に値下げしてもらえたのは、初期費用の保証金20,000円のみ。
アルソック例 | |||
---|---|---|---|
月額料金 | 6,400円 | 6,400円 | なし |
工事費 | 54,000円 | 54,000円 | なし |
保証金 | 20,000円 | 0円 | - 20,000円 |
5年間の総額 | 585,000円 | 448,000円 | - 20,000円 |
セコムとアルソックはどっちがお得?
セコムとアルソックを比較した結果、私はセコムを選ぶことにしました。
五年間の総額の比較は以下の通り。
- セコム:404,000円/5年間
- アルソック:448,000円/5年間
妻にも立ち会ってもらって、女性の立場から子供の留守番など総合的に判断した結果をこちらにまとめます。
- 自分の家から出動拠点が近い
万が一のときに対応が早そう。見積もりのときに拠点は調べてくれますよ。 - ホームセキュリティ契約件数No.1の実力
気持ちの問題ですが…安心感あります。 - 値引きを大幅にしてくれたお得感
スタッフの方の感じも良かったですし、15万円ほどの値引きは大きいです。 - ホームセキュリティ契約によって火災保険が51%OFFになる
実はコレ大きかったです!ちなみにアルソックはありません。
これで完璧!値引き交渉術4ステップ
- ライバルの資料を見せる
- 値引きの切り口を変える
- オプションの無料化を希望する
- メールで最終見積をもらう
①ライバルの資料を見せる
ライバルのホームセキュリティと比較している意思を示すことはとても重要です。
私は、アルソックの公式サイトから資料請求(無料)をして事前準備しておき、セコムとの見積もり時にテーブルに乗せて比較をしました。
ちなみに、コレが最も重要です!!
セコムとアルソックは、ホームセキュリティ2大手であり、それぞれが意識しているため価格調整してくれやすくなります。
②値引きの切り口を変える
値引きをしてもらう際に、値引きをしてもらう対象(切り口)を変えることで巧みな値引き交渉をすることがでいます。
単純に値下げしてください!
というよりも、ここの項目は値下げ対象になりませんか?
という聞き方をする方が効果的です。
具体的に、値下げ対象となり得る項目はこちらです。
- 防犯機器の価格
- 機器取付け工事費
- 保証金
- 月々にかかる月額料金
- 通信料
- オプション料金
例え、一度目の値引きが失敗しても、防犯機器の値引きがダメなら工事費、工事費の値引きがダメなら月額料金といったかたちで様々な交渉をトライしましょう。
営業担当も必ずといって良いほど過去に値引きサービスを提供したことがあるので、どこかしらの落とし所を見つけてくれることが期待できます。
③オプションの無料化を希望する
ホームセキュリティには、健康維持のための機器やガス漏れ感知機能など、様々なオプション機能が用意されております。
通常のホームセキュリティを値引きすることができなくても、有料のオプションを無料でサービスしてもらうことも可能性の一つとしてあります。
「値引き交渉はできなかった」「値引きするのは苦手」といった方には、「契約するからオプション機能を無料で付帯してもらう」といった方法で攻めることもできるのでオススメです。
④メールで最終見積をもらう
値下げをしてもらえた場合は、証拠を残しておく必要があります。
見積書だけでも良いですが、転送などしやすいようにメールで見積もりのまとめをもらうと良いでしょう。
まとめ
ホームセキュリティは、月額料金でみたらそこまで大きな額ではありませんが、長期的にみたら大きな額のお買い物になります。
そんなホームセキュリティは値引き交渉することができるので、他社と比較していることを伝えた上で、契約前に値引き交渉をしてみるようにしましょう。
値引き交渉術のおさらいをしておきます。
- 他社と比較していることを伝えて本気度を見せる
- 値切るための切り口を複数用意しておき、何度かネバる
- 有料オプション機能を無料でサービスしてもらう
- メールで見積もりの内容をもらっておく
ホームセキュリティで値引き交渉するために最も大切なことは他社との比較です。
ポイントセコムとアルソックの資料請求を事前にしておき、それぞれを比較している姿勢をみせましょう。